スイッチボットで植物栽培を安くIoT化してしまおう!

スイッチボットのトップ画像

植物栽培にも自動化やデータ収集は大事。斑入りモンステラのように高価な観葉植物ならなおさらです。

斑入り職人

そんな中、スイッチボットを使えば安くIoT化できることがわかりました。以下のように携帯で簡単に管理できます。
スイッチボットのアプリ管理画面写真

スイッチボットのアプリ管理画面写真

例えば温度記録計で有名なデータロガーのおんどとりシリーズを趣味の園芸で使うには高すぎます。専業農家向けの製品ですよね。

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どうしても安い中国製だから使える場面は限られるけど、この価格でネットを使っていろいろ管理できるのはすごいことです。

ここでは私が買ってよかったと思ったスイッチボット製品を中心に説明していきます。ある程度の精度でいいので安くデータ収集や機器制御をしたい人向けの製品ですよ。

私が購入して植物栽培に利用しているスイッチボット製品

私が購入したスイッチボット製品は以下のとおりです。これらでいろいろデータ収集などをおこなっています。

購入したスイッチボット製品・室内と室外用の温湿度計
・新旧2種類のハブ
・防犯カメラ(500万画素)
・電力消費もわかる電源プラグ
・多色ライト

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あとはスイッチボット製品でカーテンの開け閉めを自動化できるといいなー。ビニールカーテンでは夜間の温度低下がヤバい。しかしあるのは古いカーテンだけなので、新しくロールスクリーンにしたほうがいいかも。

それでは私が購入して植物栽培に利用しているスイッチボットの製品を紹介してきます。

アプリでどこでも見える温湿度計(室内・室外用)

スイッチボットの温度計は二種類あります。一つ目は室内置きの『温湿度計プロ』。天気予報とかも見えます。

温湿度計プロの写真

単三電池で使えます。

温湿度計プロの写真2

もう一つは室外置きの『防水温湿度計』です。防水なだけで室内でも問題なく使えます。

防水温湿度計の写真

こちらも単三電池で使えます。

防水温湿度計の写真2

データは以下のようにアプリを導入することによりいくつかの時間でデータを回収することができます。データは2月ぐらいまでしか保存されないので忘れずにダウロードしておきましょう!

スイッチボットアプリダウンロード画像

スイッチボットアプリダウンロード画像

基本的に必要とするデータは同じなので、私はおける場所が多い防水温湿度計を主に使用しています。温湿度計プロは他の温湿度計と一緒に置いてときどき比較したりするぐらいですねー。

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防水温湿度計のほうが値段も安いですからね。

ちなみにハブを設置して家庭のWi-Fiが届くようにしていないと、距離が離れたとき携帯で確認することができません。これらを使うならハブの購入をオススメします(以下はデータの一例です)。

温度計のデータ一例写真

温度計のデータ一例写真

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ハブがないといちいちデータをとりにいかなければいけないただの記録計としてしか使えませんでした。

またスイッチボットの温湿度計シリーズは以下の5つは自動で記録してくれます。

基本測定データ・温度
・相対湿度
・絶対湿度
・露天温度
・VPD-湿り空気の飽和水蒸気圧と水蒸気圧との差

これらのデータをアプリ画面の下に移動してデータエキスポートから時間と期間を選択してダウンロードします。

下に移動したデータエキスポート画面の写真

下に移動したデータエキスポート画面の写真

他の比較するデータと近い値を選んでダウンロードするといいですね。個人的には10分間隔もほしかったな〜。

データエキスポート時間の写真

データエキスポート時間の写真

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ちなみに携帯にエクセルアプリを入れていたらそのままエクセルファイルにデータを落とすことができます。私もエクセルアプリ入れています。

こんな感じでデータを比較するとわかりやすいですよ。

スイッチボットデータグラフ

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めんどうなのでただデータをのっけているだけです、もっとちゃんと作れというツッコミはなしで。

データ分析やエクセルの基本については以下のような資格の書籍を見るのがおすすめ。ついでに資格も取るといいですねー。

データ分析を学ぶ本

スイッチボットのハブは高性能なものを選ぼう

私は最初のときハブが二種類もあると知らず安い方の『ハブミニ』を買ってしまいました。

ハブミニの写真

ハブミニの写真2

新しく販売された高い方の『ハブ2』は温度計機能がついているだけでなく、電波の範囲も広いと知りあとで後悔しました。そして二個目は新しいハブ2を購入。

ハブ2の写真

ハブ2の写真2

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正直言って単位がわからない照度は意味ありませんが、温湿度は温湿度計と同じ測定ができるので高くてもその分のもとは十分取れます。

あとハブミニとちがい『SwitchBot USB ACアダプター 5V 2A』を一緒に買う必要性がなくてもいいのはたすかりますね〜。そう考えると絶対こっちを2つ買うほうがよかったと思います。

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あとリモコンの登録などいろいろできますが私は利用していません。そこまで信用していません。

ちなみにスイッチボット製品はWi-Fiとハブがないと話になりません。複数のセンサーを距離を開けて使いたい場合、ハブと一緒に無線LAN中継機を購入しておきましょう。

ハブ2の写真と無線LAN 中継機の写真

消費電力がわかるプラグミニ

プラミニの写真

遠隔操作で電源オン・オフができるスイッチボットのプラグミニ。ただし他のレビューでも書かれているようによく接続が切れてつながりません。

プラグミニの電源が入らない写真

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あまり遠隔操作する機器としては使えないと思ったほうがいいです。

また以下の説明の通り使える機器類も限られてしまいます。

プラグミニの注意点写真

プラグミニの注意点写真

電源も海外タイプの差し口となっているため、きちんとあわせるなら専用のコードが必要となります(実際にはなくてもいいという情報がありますが)。

プラグミニの電源

電源サイズを合わせた画像

ですが消費電力を測定する機器としてはいい感じです。これで調光式のライトの消費を知りたい時などは非常に役立ちます。

プラグミニの商品電力画像写真

結論としては電力測定にのみ使用し、あとは基本的に以下のリーベックスタイマーなどを使用するのがおすすめです。

見守りカメラ500万画素を植物の管理用に使おう

見守りカメラ500万画素の写真

斑入りモンステラのように高価な植物を守る防犯カメラとしても使えますが、それより個人的には植物の状態を見るのに使いたいですね。

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動体記録ができるのでしっかり防犯にも使えます。

全ての鉢に含水率計を設置するのは難しいし、同時に水やりをするシステムでもないのでこれで葉っぱがしおれたりしてきてないかなどを防犯をかねてみていくのが一番現実的かもしれません。

斑入り職人

ちなみに野外でも使える防水型と室内型の防犯カメラがあり、室内型はいくつか種類があります。私は室内型で最高級の見守りカメラ500万画素を購入。

野外で使える防水型防犯カメラは防水があまいという話があり路地では使うのは難しそう。直接雨が当たらない軒下などに設置できないならやめたほうがよさそうだ。

斑入り職人

温室などを設置できたら購入してもいいかも。太陽光パネルで電源なしで使用できるのがいい。

見守りカメラ500万画素は下の部分がカメラの3脚に取り付けれるようにネジ穴が空いています。私はこれを利用して防犯カメラとして使っているものもあります(このシリーズだけで複数購入しています)。

見守りカメラ500万画素の下部分と固定部品の画像

データはクラウドサービスを契約して利用することもできますが高いです。だからSanDiskのマイクロSDカードを購入して使用することをオススメします。

SanDiskのマイクロSDカード写真

カメラに設置する時はアプリでカメラを上向きに操作して差し込まないといけません。

SanDiskのマイクロSDカードを見守りカメラに入れいてる写真

以下のように夜間でもしっかり写真が撮れるので、あるていどの動体検出と夜間撮影が必要な方にはオススメですよ。以下は夜に室内で撮影した写真です。

見守りカメラでとった植物の写真

拡大するとさすがに画像があらいですが、葉っぱの状態をみるならこれぐらいで十分です。

見守りカメラでとった植物の写真

斑入り職人

鉢の含水率とか一つづつ見ていられないので、これで目視確認するだけでなんとかします。

SwitchBot スマートライト

SwitchBot スマートライトの写真

SwitchBot スマートライトはE26口金のいろんな色が出せるライトです。ただし直接栽培にはかかわらず、ショーアップしたいときに使う製品ですね。これは別のまとめで説明します。

最後に

スイッチボットには植物栽培に役立つCO2センサーもありますが、それは本格的なハウス栽培で燃料を使うようなケースでないかぎり必要ないと思われます。

斑入り職人

モンステラのような観葉植物栽培なら上記の製品で十分です。

ただこれだけでは植物栽培のセンサーとしては不十分なので、土の中の温度を測れる正確なセンサーなどは別にまとめたいと思います。