最近人気の斑入りモンステラ『ホワイトタイガー』。モンステラ系統でいうとボルシギアナの系統になります。強い斑入り品種でキレイですよね〜。
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ですのでこの記事ではホワイトタイガーの株選びや育て方などについてちょっと詳しくまとめています。
『モンステラ ホワイトタイガー』の栽培環境
モンステラ ホワイトタイガーは強い白斑なので葉焼けしないよう室内で育てています。夏場は28度以下、冬場は温度は15度以上で調整中。
・温度と風-エアコン+ダイソンホットアンドクール
・培地-ベラボンプレミアム+ゼオライト
・肥料-ハイポネックスストレート液肥+化成(ごく少量)
・鉢と鉢皿-コティポット
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モンステラ ホワイトタイガーの姿と他の白斑との違い。
モンステラのホワイトタイガーは他の白斑と比べて細かな白斑が入っているのが特徴。ただし最近は白斑が多いだけでホワイトタイガーって呼ばれているものがあります。
品種として分けているのではなく、細かく斑が入った系統をホワイトタイガーと呼んでいるようです。
中にはハーフムーンが出る株もあります。ハーフムーンは色素が少ないため葉が枯れやすいですが、美しいですよね。
普通のボルシギアナはそこまで細かく斑が入りません。以下のハーフムーンのボルシギアナを見ていただけたらわかりやすいです。
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ホワイトタイガーは茎の部分が以下のように細かな白い線が入ります。以下はホワイトタイガーの茎ですが、細かな線とハーフムーンになる強い線が入っています。
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逆に普通のハーフムーンだと強い白い線が入るのみです。
葉っぱだけでなく茎からも見るとわかりやすいですよ。苗を購入する時も、葉っぱより茎を見て買った方が成功率が上がります。
ハーフムーンの枯れた部分はカットしてしまおう!
ハーフムーンや大きく斑が入った部分は以下のように枯れやすいものです。特に植え付け後とかの根が張っていない状態は枯れやすい感じがします。
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葉が枯れてきたら思い切ってハサミでカットしてしまいましょう。その方がキレイです。
ハーフムーンが出る茎の姿
ハーフムーンが欲しいって方のためにハーフムーンが出る茎の特徴を教えますね。ホワイトタイガーは以下のように細かな斑の線が入っています。
その中に以下のように強い斑が入っている株だとハーフムーンの葉が出やすいです。ただし確実に出るとは言えないのが難しいところ。
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ホワイトタイガーの新芽からわかる斑入りの弱さ
斑入りの新芽を拡大すると緑の部分とはかなり厚みに違いがあることがわかります。緑色の層が完全になくなっているのがわかりますね。
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ホワイトタイガーの育て方で注意してほしいポイント
ホワイトタイガーは斑入りが多いのでキレイですがその反面として成長速度がおそく、葉がいたみやすい品種です。以下のようなポイントに注意して育ててね。
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斑入りモンステラに使う培地や日当たりの悪い室内で栽培するためにおすすめの植物育成ライトは以下の記事でまとめています。
⇒斑入りモンステラの培養土は何がいい? ベラボンを混ぜて使うのもおすすめだよ
⇒室内観葉植物(斑入りモンステラなど)におすすめの植物用ライト
モンステラのホワイトタイガーはなぜ高い?
モンステラのホワイトタイガーは普通の白斑と比べて値段が高め。なぜ高いかと言えば以下のような理由があります。
また、最近はコロナの影響で室内栽培用の観葉植物がブームになっています。それにともない観葉植物の値段も跳ね上がっています。
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ホワイトタイガーを増やす時は注意してね。
ホワイトタイガーは斑が多く、うまく育てるのが難しい品種です。またモンステラの斑入り品種は発根していない状態で挿木するとなかなか根が出ません。
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以下はホワイトタイガーの茎が成長していく様子です。成長にともない新しい気根が出てきているのがわかります。
こういった気根が出て、あるていど成長した(3cm以上)茎を使って増やすことをおすすめします。
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最後に白斑タイプのボルシギアナが好きならトリカラータイプもオススメですよ。以下の記事で紹介しています。
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