電球型植物育成ライトは今までアマテラスを使っていたけど、HaruDesignの植物育成LEDライト『HASU38』が同等レベル以上の能力なのに半額ぐらいに安かったのでちょっと試してみることにしました。
斑入り職人
・アマテラスなどの高級ライトと同等以上の能力なのに安い。
・広角反射板で幅広い照射が可能。
単純な光の強さとしての能力はアマテラスと同じぐらいなのですが、広角反射板がつけれて斑入りモンステラのような幅がある植物を育てる時にぴったりなんです。そして値段も半額ぐらい。
・HASU38 22W 50cm距離で20000ルクスオーバー
【注意点】強い光を出せる植物育成ライトの照射は葉焼けにつながることもあります。以下の記事でまとめていますが適正な光量に調整しましょう。
このページではぜひ選んでほしい白色系植物育成ライト『HASU38』や、それに合わせたいソケットなどを比較しながら紹介しています。
HASU38はコスパがいい電球型植物育成ライト
今まで植物育成ライトはアマテラスを使用していたけどHASU38の値段の安さと能力の高さにおどろきました。
・HASU38は広角板込みで6千円以下
これで能力は大して変わらないから私はHASU38を選んでいます。他の低価格帯のライトより売れ行きも能力もいいですし。よほどのことがない限り電球型植物育成ライトはHASU38メインで行きます。
斑入り職人
電力消費もスイッチボットで測りましたが公表値にちかい約22wとなっております。これなら複数使用しても問題ないい電力消費量です。

HASU38の消費電力画像写真
HASU38を買うなら広角反射板付きがおすすめ!
HASU38を買うなら広角反射板付きをおすすめします。あとで照度を測定した記録を示しますが、こういうLEDライトって中心に光がよりすぎなんですよね。
斑入り職人
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HASU38の箱を開けると以下のような感じになっています。なんかほっこりしますw 心配で口金を強く入れちゃう人が結構いるんでしょうね。
HASU38にはどのライトソケットが合うか比較してみたよ
最近は電球型植物育成ライトにあうライトソケットもいろいろな種類が販売されています。どれがHASU38にあうかわからなかったため色々試してみることにしました。まずはBARRELのPLANT CLIPーAーE26ーBK。
BARRELのPLANT CLIPーAーE26ーBK
HASU38はPLANT CLIPーAーE26ーBKと組み合わせるとキレイな感じに仕上がります。ただし直線上に伸ばして使う場合は約40cmになるので距離の計算をした棚などの作成が必要となります。
試しに吊り下げてみましたが結構長いです。あまり見た目がよくないのでタテに取り付けて90度曲げるぐらいにしたいですね。
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とういうわけでクランプ式のBRIM (ブリム) ライトソケットを購入しました。
クランプ式のBRIM (ブリム) ライトソケット
クランプ式のBRIM (ブリム) ライトソケットとBARRELのPLANT CLIPーAーE26ーBKを並べて比較するとブリムのライトソケットの方(左)がちょっと長めになりますね。
こちらの商品はアームの部分がかたいので以下の写真のような付け方だと下方向までアームが曲がりません。
このような耐荷重があるライトソケットはアーム部分が曲がりにくいため以下のような形でのつけ方がおすすめです(こういう付け方の方がかっこいいし)。
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あとハルデザインのHASU38を使用しているので、ハルデザインの『HaruDesign (ハード)ライトアームクランプ55H』も試してみることにしました。
HaruDesign (ハード)ライトアームクランプ55H
HaruDesign (ハード)ライトアームクランプ55Hの気になる点はクランプの丸い支え部分がブリムより一回り小さいことと、ネジが黒く塗られているのはかっこいいけどハゲてくるということですね。
つけた感じはブリム製より少し短めでいいのですが、これならブリム製のクランプ式ライトソケットがベストじゃないかなという結論にいたりました。
【補足】
ちなみに上にアームがでる形で下方向にライト照射をしたいならHaruDesign ライトアームクランプ55 Light-ARMclamp55を選ぶといいそうです。
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反射板を付け替えてのHASU38照度測定試験
反射板を付け替えることによりHASU38の照度がどれぐらい変わるのか試してみました。距離は以下の写真のように約50cmで測定してみます。
ノーマルの状態だと中心部だと20000ルクスを超えて測定器具では測定しきれませんでした。ちょっと中心からずれたところで約20000となっています。
そこから横にずらしていくと急速に照度が落ちていきます。
これだと横幅が広いモンステラには使いずらいので広角反射板を試してみることにします。取り替えるときは縁の部分を回して外すだけで簡単に取り替えれます。
上にあるほうが広角反射板なのですが、並べているだけではあまり違いがわかりません。大丈夫かな?
再度電源をいれてみると中心部の照度が9000ルクス程度とかなり減っています。
そのかわりある程度の幅まで照度の減少が抑えられていました。これぐらいのほうが幅がひろい斑入りモンステラには向いています。
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植物育成ライトは白色と暖色どっちを選ぶべき?
HASU38 spec9には4K(暖色)と6K(白色)の2種類のタイプがあります。おすすめするのは6Kの白色。
斑入り職人
暖色は少し波長の偏りがあります。そして全体的な光量も少なめ。室内の見た目的に暖色のほうがいいなどのこだわりがなければ白色をおすすめします。
白色系のHASU38と暖色系のGL-BOARDを植物に当てた比較写真
写真だとちょっとわかりずらいですが、白色系のHASU38と暖色系のGL-BOARDを植物に当てた比較写真を以下に載せておきます。まずはモンステラのミントに照射した写真。

HASU38の光をモンステラのミントに当てた写真

GL-BOARDの光をモンステラのミントに当てた写真
次は緑斑モンステラに照射した写真です。

HASU38の光を緑斑モンステラに当てた写真

GL-BOARDの光を緑斑モンステラに当てた写真
撮影の角度での見た目の変化もありますが、斑入り部分が白色系の方がくっきりとキレイに出ています。ですので鑑賞スペースの斑入りモンステラには白色系の植物育成ライトをおすすめします。
HASU38と他のライトとの組み合わせは?
一種類の光源だと光の波長が限られてしまうので、完全人工光栽培なら他の植物育成ライトと組み合わせるのも一つの手です。例えばパネルライトのGL-BOARDは強い光を広範囲に照射してくれます。
しかしながら横向きにまぶしい光をだすため観賞用としては不向きです。観賞用なら電球型の暖色系などと組み合わせて時間ごとに切り替える方式を選んだ方がよさそうです。
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まとめ
結論としては今のところ斑入りモンステラ栽培にはHaruDesignの植物育成LEDライトHASU38+ブリム製のクランプ式ライトソケットがピッタリということになりました。
その他に『Helios Green LED』も広角タイプがありますが、販売経路が少ないことからおすすめできません。またHaruDesignのワンランク下の製品GL-Aでも広角レンズタイプがあります。
値段を抑えることができますが性能的にはHASU38の方がいいため、個人的にはHASU38の購入をおすすめします。補光目的で値段を抑えたいなら高演色ライトを選ぶのも一つの手ですよ。
その他の斑入りモンステラに使用しているアマテラスなどの植物育成ライトについては以下の記事でまとめています。