地温測定にはサトーの防水型無線温度ロガーが使い方も簡単でおすすめだよ

サトー防水型無線温度ロガートップ画像

寒さに弱いモンステラのような熱帯植物を育てるとなると地温の確認も重要です。根っこは植物をささえる重要な部分。しっかりしたデータ収集が必要になります。

斑入り職人

だから地温を測定する機械は海外の安く信頼がない製品だと不安。

そこで日本のメーカーでログ機能がある防水型の地温計を探していたところ、佐藤計量器製作所の防水型無線温度ロガー「SK-320BT-C」を見つけました。

斑入り職人

ここでは防水型無線温度ロガー「SK-320BT-C」がどのような商品であり、データをグラフ化するとどんな感じになるかなどを紹介しています。

地温をサトーの防水型無線温度ロガーで測定しよう!

購入したサトーの防水型無線温度ロガーがこちらです(今は1万円ちょっとで買えます)。以下の写真のように箱に入って届きます。

購入したサトーの防水型無線温度ロガー写真

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これを地温計として使用していきます。国内メーカーなので安心感があります。

電池は単三電池を3本利用します。外すときに便利なヒモつきなのがいいですね〜。

サトー防水型無線温度ロガーの電池写真

だけどこの下の支えの部分がプラ製のカップみたいで強度が弱いです。もうちょい丈夫だといいんですけどね〜。

サトー防水型無線温度ロガーの下部支え写真

これはいつかダメになると思うので、ヒモやマジックテープなどを利用して固定する方法などを考えたほうがよさそうです。

SKSATOアプリの導入と設定方法

最初にサトーの防水型無線温度ロガー専用のアプリを入れていきます。これがないとこのロガーをうごかすことができません。

サトー防水型無線温度ロガーのアプリ写真

サトー防水型無線温度ロガーのアプリ写真

ここでの注意点は以下のように最初は記録できる状態になっておりません。わたしは気づかずにそのまま数日放置していました。

記録を忘れていたサトー防水型無線温度ロガーの写真

記録を忘れていたサトー防水型無線温度ロガーの写真

斑入り職人

とうぜんその間の記録はとれていませんでした。

ですので時間設定(おすすめは10分間隔)と記録状態を停止から記録に変更して確定ボタンを押しましょう。これで測定が開始されます。

記録機能をいれたサトー防水型無線温度ロガーの写真

記録機能をいれたサトー防水型無線温度ロガーの写真

あと地温変化で何か対応が必要な方はアラームをオンにしておきましょう。これで測定準備はOKです。

サトー防水型無線温度ロガーアラーム設置写真

サトー防水型無線温度ロガーアラーム設定写真

地温計(ロガー)の設置

私はまずセンサー部位を地面に挿してそのまま温度ロガーを置いていました。ですがこれでは強風がふくと転がっていってしまう可能性があります。

サトー防水型無線温度ロガーを地面に挿している写真

1万円以上する機械をそんなことでなくしてはいられません。とりあえずおもりを入れたカゴに入れておきました。

サトー防水型無線温度ロガーをカゴに入れている写真

大きめの鉢の場合は風が防げるのでそのまま置いても大丈夫です。状況にあわせて置き方をかえていきましょう。

鉢に挿しているサトー防水型無線温度ロガーの写真

地温データとグラフ化の例

温度ロガーからデータを回収するときはセンサーに携帯電話を近づけて同調により地温データを回収します。そのデータを『保存データメール送信』でパソコンなどにデータを送信しましょう(以下のようなCSVファイルで届きます)。

ロガーから取った地温生データ

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マックだとダウンロードのところにデータが受信されます。

ダウンロードは全データになってしまうので、期間設定でダウンロードできるようになるといいですね。そして1日の10分間隔データをグラフ化すると以下のようなデータになります。

地温測定データの例

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今回は外に出している軒下の鉢に入っている培養土の温度を測ってみました。意外と根域の温度は保たれています。

1台だけだと他のエリアとの同時期における比較ができません。だから2台購入することをおすすめします。

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私は1台目を購入し十分使えると判断したので2台目を購入しました。

またこれだけでなく、スイッチボットなどを利用して気温データとの比較なども行うとさらにいいデータになりますよ。

スイッチボットで植物栽培を安くIoT化してしまおう!