大型の観葉植物の棚となると耐荷重やサイズの面から自作が必要になってしまいます。そこで骨組みにいいパイプを探したところ、φ28の『NTY ブラックパイプ』や『イレクターパイプ』を利用して作成するのがベストでした。
斑入り職人
・パイプやパーツの価格が安い。
・発注から到着まで少し時間がかかる。
・ネットでしか購入できない。
『イレクターパイプ』
・ホームセンターでも購入可能。
・価格はすこし高め。
・部品の種類が多くちょっといい製品がそろっている(車輪やゴム製製品など)。
ここではモンステラ用に作った大型観葉植物用のパイプ式棚作りについて説明しています。NTYのブラックパイプを中心に作ると室内用の頑丈な棚が結構安く作れますよ。
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室内用大型観葉植物の棚作り
まずはモンステラ用の棚作りにNTYのブラックパイプを購入。安くてイレクターパイプと互換性があるのがいいですね〜。購入した部品は以下のとおり。これで1万円前半で購入できました。
・NTY パイプ ブラック NTY-900-BL Φ28×4
・NTY メタルジョイント NTY-2B ブラック×8
・NTY メタルジョイント NTY-1B ブラック Φ28mm用×4
・NTY メタルジョイント NTY-13B ブラック Φ28mm用×4
・キャップ Φ28×4
ちょっと見た目が悪い部分もあるけどこれぐらいは気にしない。
まずは棚の下部から作成していきます。3本一気につけるので一本一本を軽くしめながらすすめていきましょう。
それとやる前に養生テープなどでマーキングしておくのがおすすめ。目印がないとナナメになってしまいがちです。
下部がおわったら次はタテのパイプを接続していきます。しっかり奥まで差し込み六角でしめていきます。
下のキャップは付けるときにちょっとプラがハミ出てくるのでそれを落とすのを忘れずに。
ただし車輪を使用する場合は内側のキャップではなく以下のような外側につけるキャップのみをつけ、いつでも簡単に取り外せるようにしておきましょう。
内側にパイプを設置するときはまずは片方をかるく装着します。
その後に反対側を持ち上げ設置していくといいですよ。
今回はとりあえずパネル型植物育成ライトとヒメモンステラを吊り下げるように2本設置しました。
さらにパイプの上に木材をつけれるようにジョイントも設置しました。これに植物育成ライトをつけていきます。後付けで簡単に装着できるのがいいですね。植物育成ライトのまとめ記事はこちらです。
⇒植物育成ライトのまとめ。購入前に種類や必要な光量などを調べよう!
試しにパネル式ライト(GL-BOARD)を設置してみました。このライトの75%出力で数千から1万ルクス確保できました。だから太陽光が当たる部屋の補光ならこれ一台で十分です。
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⇒季節ごとに調光できる暖色系パネルライト『GL-BOARD5000』
ですがやっぱり見た目的には電球型の植物育成ライトもあったほうが見た目的にかっこいい。というわけで設置するために色をぬった板を設置。マジックテープで仮固定しています。板は2cmぐらいの厚みがちょうどいいですね。
だけど残念なことにアームが曲がり切りませんでした。この形で垂直にまげれるのはHaruDesignのライトアームクランプ55ぐらいのようですね。
下にたらすと固定できますが、長すぎてあまりかっこよくないですね〜。植物との距離も少なく照度が高くなりすぎてしまいます。
私は下向き装着以外ですこしだけアームをカッコよくななめにしたい。だからクランプ式ライトソケットはハードタイプ一択しかありません。というわけでハードタイプにあう3.8mm角の角材を購入してきました。
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木材を植物のパイプ棚に合うようにカットします。
見た目がよくなるようにしっかり紙やすりでカット部位はこすっておきます。
ジョイントの上に木材を乗せて位置を調整していきます。ちょっと浮きが出てしまうのはジョイントに曲がりがあるのでしかたありません。
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木材は木用のビスを使いインパクトドライバーでうっていくと楽ですよ。下手に木用のネジ以外を使ってしまい木を割ってしまわないよう注意が必要です。
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しっかりとビスで固定できました。こうなると木材が安定します。
クランプ式ライトソケットを設置します。いい感じの角度になりました。
今回は電球型植物育成ライトとしてHASU38を設置していきます。電球型はアマテラスから始めたけどコスパ・性能から見てHASU38が最高だと思う。
⇒斑をキレイに見せる白色系植物育成ライト『HASU38』が斑入り植物の観賞用に最高です!
もちろん広角板で幅広くライトをあてていきます。
かっこいい感じにできました〜!!! パネル式ライトと電球型ライト2つを付けると1万ルクス以上でいけますね。
課題点としてはパネル型ライトは棚に付けると横から見るとまぶしいのが難点ですね。観賞用なら横に板をつけたほうがいいです。
また斑入り部分をキレイにみせるならHASU38のように白色が強いライトのほうがキレイにみれます。
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パイプの部品はNTYパイプとイレクターパイプ製品を使い分けよう
パイプに付ける部品(パーツ)はイレクターパイプのほうがいい場合があります。また2mの長さのパイプはイレクターパイプのみになります。
車輪や杭、パイプキャップなどはイレクターパイプの製品を使うほうがいいかもしれません。
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次のパイプ棚作業目標
とりあえず簡単に照明(植物育成ライト)がつけれる植物棚を作成してみました。だけどまだまだこれから。どんどんおしゃれに変えていこう〜。
・パイプをいれて中間の高さにも棚を作る。
・メッシュなどを利用して吊り下げ式のカゴなどを設置
・奥行きをせまくしたタイプ(6000)を作り、荷重を減らして床あり車輪付きのタイプなども作成。
・外でも使えるタイプのパイプ棚を作成。
・背景におしゃれなロールカーテンなどをつけてみる。