高演色ライトで植物栽培(モンステラ)は可能か試してみよう

高演算ライトの組み合わせ写真

口金E26、60W型相当の電球レベルのLED高演色ライトなら特殊な照明設備は必要ないです。だから60W電球レベルのLED高演色ライトでモンステラの補光が十分可能か試してみることにしました。

斑入り職人

大きな窓がある部屋でも雨やくもりの状態では窓際以外は500ルクス以下まで照度は下がります。補光が欲しい。

60Wまでなら普通に市販されている照明設備で使えるものが多いです。逆にアマテラスなどの高照度LEDは専門の照明器具が必要になります。

斑入り職人

ちなみに高演色ライトに表示される平均演色評価数とは太陽光に近いかどうかがわかる値で、平均演色評価数Ra100が最大値です。90以上が高演色となります。

結論として60W型相当のLED照明なら、広角をしぼれば30cmぐらい離れていてもかなりの光量(2000ルクス以上)を得られることがわかりました。補光だけでなく単品で育てれるレベルですね。

アイリスオーヤマの高演色ライト+ロウヤ(lowya)のフロアスタンドで植物育成

アイリスオーヤマの高演色ライトをロウヤ(lowya)のフロアスタンド利用したときの写真

60Wの高演色ライトはあまり国内で知られているメーカーは作っていません。なので広角220度と広すぎですが、試しにアイリスオーヤマの高演色ライトを使用してみました。

アイリスオーヤマの高演色ライト写真

高演色性でRaは97となっています。かなり太陽光に近い値ですね。60W相当のLEDが使える照明器具だとロウヤ(lowya)のフロアスタンドが一番カッコよかったので組み合わせてみました。

アイリスオーヤマの高演色ライトをロウヤ(lowya)のフロアスタンド利用したときの写真2

斑入り職人

下部に重量感があり安定性がよく、二箇所で角度が変えれるため植物育成用ライト設置器具としては最高です。値段も安い。

ランプシェードの10cmぐらい下なら4000ルクスぐらい照度がありますが、30cmぐらい距離を話すと1000ルクスを切ります。

アイリスオーヤマの高演色ライトをロウヤ(lowya)のフロアスタンド利用したときの照度写真

アイリスオーヤマの高演色ライトをロウヤ(lowya)のフロアスタンド利用したときの照度写真3

中型のモンスラを数鉢補光するか、ある程度大きなモンステラを一鉢だけ照らすのに使うにはよさそうです。

斑入り職人

ですが60W光源だけで植物を栽培するならもう少し広角がせまいライトの方がよさそうです。

共同照明のスポットライト+アイリスオーヤマの高演色ライト

アイリスオーヤマの高演色ライトを床置きスポット利用した写真

下から照らすスポットライトが気になりアイリスオーヤマの高演算ライトと組み合わせてみました。30cmぐらいの距離だと1000ルクス前後だが、60〜70cmぐらい離すと300〜400ルクスになってしまいます。

斑入り職人

カバーの間から光がもれていっています。おしゃれだけどそこが残念。光量不足です。

いくつか斑入りモンステラを照らしてみましたが、スポットライトだけではそこまでうつくしくはない感じですね。

他の植物育成ライトと組み合わせ、光が届きずらい部分にちょっと置く感じで使用するぐらいにしたほうがよさそうです。

斑入り職人

またスポットライトには注意点があります。しっかり光源が隠れるようにカバーされている器具でないと、まぶしくて普段使いは難しいことがわかりました。

虫が集まりにくい紫外線と赤外線をカットした広角90度の高演色LEDスポットライト

60W広角90度の高演色ライト写真

植物の育成にはあまりよくないのですが、紫外線と赤外線をカットした広角90度のLEDスポットライトを試してみました。

60W広角90度の高演色ライト写真2

斑入り職人

虫が集まりにくいので室内栽培で夜電気をつけっぱなしの時にはいいですね。窓に虫がいっぱいつくのリスクをおさえれます。

ですが普通のガラス窓から昼間光があたる環境ならいいですが、紫外線と赤外線部分がカットされているためこれのみで植物を栽培するのはやめた方がいいです。極端な光の制限は形態形成異常を起こす可能性があります。

斑入り職人

植物を正常に育てるにはいろんな波長の光が必要だよ! UVカットの2重ガラスなどとの併用利用は難しい。

今回は60W広角90度の高演色ライトをロウヤ(lowya)のフロアスタンドと組み合わせてみました。

60w広角90度の高演色ライト+ロウヤ(lowya)のフロアスタンド写真

10cmぐらいの距離だと9000ルクスぐらいでてます。アイリスオーヤマのLEDライトから広角を半分以下にしぼったため照度も倍近くでました。

60W広角90度の高演色ライト+ロウヤ(lowya)のフロアスタンドで照度がどれぐらい出るか写真

30センチぐらい話しても2000ルクス以上出ていますね。しかしちょっと角度をずらすと1000ルクス以下になります。鉢の数を複数そだてるなら広角は90〜120ぐらいは欲しい感じですね。

60W広角90度の高演色ライト+ロウヤ(lowya)のフロアスタンドで照度がどれぐらい出るか写真2

60W広角90度の高演色ライト+ロウヤ(lowya)のフロアスタンドで照度がどれぐらい出るか写真3

斑入り職人

一鉢だけなら広角60度で照度を強くしてもいいかも。

スポットライトに使用しても広角をしぼっているためそれなりに光量はでます。

広角90度の高演色ライトの床置きスポットライト使用画像

ですがUVカットなどがされていないライトの補光用として使用するのがよさそうですね。以下の写真だとカーテンを閉めていますが、カーテンを開けて太陽光+上からのライト+下からのライトでやるとかなりいい感じでした。

高演算ライトの組み合わせ写真

斑入り職人

昼間は太陽光に葉っぱがよせられ、夜は人工光によせられます。窓にあたる光は虫を誘引しずらい光。

このタイプの設置器具は壁にかけて使用もできますが、床置き併用タイプだと重量があるので不向きです。

上から当てるスポットライト写真

まとめ

60W相当の高演色LEDライトなら十分モンステラなどの観葉植物に利用できそうです。ですがUVカット製品などもあるため製品選びが重要。

斑入り職人

できれば広角90〜120度程度の商品を選びたい。

植物育成ライト単品で栽培するのでなければ窓ガラスの状態(UV)カット製品でないかも注意して購入しましょう。UVカットガラスを使用している部屋ならきちんと赤外線とUV(紫外線)が含まれる植物育成ライトは必須ですよ!

斑入り職人

以下のリンクにあるようなアマテラスなど強い光源の植物育成ライトがおすすめです。

室内観葉植物(斑入りモンステラなど)におすすめの植物用ライト

ライトは高くてもクリップ型スタンドなどは大きく値段は違ってきませんからね。高価な植物の数が増えたら光源はいいものを使いたいものです。