モンステラにおすすめの肥料。斑入り品種はやりすぎに注意!

斑入りモンステラに使用している肥料の写真

モンステラの肥料って何を使っていますか? 私は以下の動画のようになるべく汚れず、かんたんに使える肥料を中心に使用しています。

一年ぐらいで植え替えていくなら植え込み時にマグアンプを入れておけば基本的に大丈夫ですが、生育がさかんで肥料切れが心配になるときもあります。そんなときにおすすめなのはそのまま希釈せず使える液肥や化成肥料。

斑入り職人

ここでは私がモンステラに使用している肥料を紹介していきますね。

使用しているモンステラのおすすめ肥料を紹介

斑入りモンステラに使用している肥料の写真

私が斑入りモンステラに使用しているおすすめの肥料をいくつか紹介してきますね。なるべく汚れず簡単に使えるものを使用しています。

鉢数が少ない時に便利なハイポネックスストレート液肥

ハイポネックスストレート液肥の写真

有機肥料を使うと室内でコバエが増える要因になります。だから室内栽培なら液体肥料や化成肥料がおすすめ。だけど液体肥料って希釈するのが面倒。そんなときにそのまま使える『ハイポネックスストレート液肥』が便利!

斑入り職人

希釈せずにそのままかんたんに使えるので便利なんですよね〜。これだけをメインに使うと高くつくけど、マグアンプKの肥料切れが心配になった時だけなら問題なし。

ハイポネックスストレート液肥を滴下している写真

ハイポネックスストレート液肥の写真2

斑入り職人

使う回数が多いと液肥は希釈するのがめんどうなんですよね〜。だけど無機質培養土で液肥を多く使う方は希釈型をおすすめします。

逆に希釈用の液肥は面倒ですが一回あたりの価格はかなり抑えれます。鉢数が多かったりなどよく液肥を使う方は希釈型を購入するのがいいですね。

希釈用液肥の写真

希釈用液肥の写真2

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ちなみに観葉植物用の希釈液肥がなかったため今回は野菜用液肥を代用しましたが、観葉植物用の7-4-4液肥もハイポネックスから販売されていますよ。

【注意!】アンプル液肥は肥料のやりすぎになってしまう場合も

アンプル液肥の写真

アンプル型の液肥はさしておくだけでいいからかんたん。だけど注意点があります。それは液肥がどんどん出てすぐになくなってしまう場合や、逆に液肥が出てないようなことも起きてしまいます。

斑入り職人

しっかりと液肥が順調に出ているか確認してね。私は鉢数が多くおぼえていられないため最近は使用していません。使用後のゴミもでますしね。

アンプル液肥の写真2

はやく肥料を効かせたい時に便利な化成

化成肥料の写真

すぐに肥料を効かせるなら液肥が早いけど、固形肥料の中で即効性が高いものといえば化成肥料。液肥と違ってある程度の期間肥料を効かせることができます。

斑入り職人

窒素・リン・カリウムが8%づつ入っている8-8-8ぐらいがちょうどいい。16-16-16とかだと強すぎです。

化成肥料の写真2

液体肥料より即効性は低いけど、有機肥料より速く効果が出てかんたんにまけるのがいいところ。

化成肥料を与えている写真

化成肥料を与えている写真2

化成肥料をまいた後の写真

マグアンプKだけじゃちょっと肥料がきびしいなって時にちょっとあげるといい感じです。だけど室内では肥料の粉がちょっと気になるって方は液肥を選ぶといいですね。

植え込み時のみ使えるマグアンプK

マグアンプKの写真

よごれずらくてさらに長期間効く肥料として有名なのがマグアンプK。成長がはやいモンステラは一年ぐらいで植え替えるため中粒を使用するのがおすすめ。

マグアンプKの写真2

あたらしい培養土にこれだけやっとけば基本的にだいじょうぶです。ですが注意点が一つだけあります。化成肥料のように上からかけるとあまり効果がでません。

斑入り職人

根っこなどから出る成分と反応して肥料成分が溶け出すようになるようなので、しっかり培養土の中へ混ぜる必要性があります。だから植え替え時限定となります。

いろいろな成分を補給できる液肥『万田アミノアルファプラス』

万田アミノアルファプラスの写真

どうしても使いやすい化成をおもに利用していると、補給できない微量元素などが不足する可能性が出てきます。

斑入り職人

一年に一回のペースで培養土を変えていれば大丈夫と思いますが、植え替えれない時もあります。

そんなときに便利なのが『万田アミノアルファプラス』と呼ばれる液体肥料。植物発酵生産物などが含まれているためいろんな栄養成分の補給になります。

万田アミノアルファプラスの写真2

斑入り職人

だけどちょっと匂いがあるので、濃度高めで使用するときには注意が必要です。

あとは万田酵素といえば成長促進作用がすごいという情報があります。普通の植物ならいいけど、斑入り植物だと生育を促進させると斑が消えてしまう可能性があるため最低限の利用にしていこうと思っています。

斑入り職人

これもコバエの発生を増やす可能性がありますから、室内では最低限の使用にしたいという気持ちもあります。

斑入りモンステラへの肥料の与え方。やりすぎは斑が消えることも!?

斑入りモンステラにかぎらず不規則に斑が発生するタイプの斑入り植物は一般的に肥料をやりすぎると班が消えやすい傾向にあります。私も斑が少なくなってきている斑入りモンステラがあります。

斑入り職人

特にホワイトモンスターと呼ばれる品種がその傾向が強いらしく、強い斑をだすなら栄養成分がほとんど取れない無機質培地で育てるそうです。

市販の培養土にはけっこう肥料成分が含まれることが多いので注意が必要です。以下の写真のようにバーク肥料などが含まれています。

培養土に含まれる肥料成分の写真

斑入り職人

私はこの肥料成分を低く抑えるために培養土を使用するときは赤玉土やバーミキュライト、ベラボンなどを半量ぐらいは加えています。水はけなどもよくなり成長が促進されますしね。

斑入りモンステラの培養土は何がいい? ベラボンを混ぜて使うのもおすすめだよ

モンステラの植え替え時に入れる肥料の種類

モンステラの植え替え時にはマグアンプK(中粒)を入れ込んでおくのがおすすめです。量は植物のサイズにもよるのでなかなか一口には言えません。

マグアンプKの写真

斑入り職人

ただし肥料成分が元々しっかり入っている培養土の比率を多めに使用する場合はなくすか少なめにしましょう。

基本的にはそれ以上の肥料成分は必要ありません。無機質成分(赤玉土や鹿沼土など)だけで作られた無機質培養土の場合は栄養成分が不足する可能性があるので少し有機系の液肥などを加えてもよさそうです。『万田アミノアルファプラス』や『ハイポネックス ボンバルディア』などがいいですね。

モンステラの茎(幹)を太くする肥料やり

モンステラの茎(幹)を太くする肥料のやり方は簡単です。しっかりと肥料の三要素(窒素、リン酸、カリ)が入った肥料と微量元素を加えるだけです。加えなくても市販の培養土ならほとんどの成分が入っていますよ。

斑入り職人

ただしそれだけでは茎(幹)を太くするには不十分

温度が足りていないと肥料が吸収しきれません。また吸収しきれない肥料が多いとそれが根を痛めてしまう可能性があります。特に冬場は以下のリンクのように暖房をしっかり設置しましょう。

モンステラを室内で越冬させるのにおすすめの暖房器具

また温度と肥料があってもそれがしっかり吸収できる培養土の環境も重要です。水が流れず、肥料成分が多い環境は根腐れを発生させてしまいます。以下のリンクのようにしっかりと通気性を保ち、肥料成分があっても問題にならない環境にしましょう。

斑入りモンステラの培養土は何がいい? ベラボンを混ぜて使うのもおすすめだよ

斑入り職人

肥料成分だけでなく、それを植物がしっかり健康な状態で吸収できる環境づくりが重要なんです!

まとめ

基本的にモンステラはマグアンプK(中粒)を入れておけばOK。ですが長期植え替えず肥料が切れてきた場合は液肥や化成で栄養分を補給すると楽なのでおすすめ。

斑入り職人

地植えでないならコバエの発生がこわいので固形の有機肥料は使わない方がいいですよ。コバエが発生したときは以下のような対策を。

コバエがモンステラの土から発生したときの駆除&対策方法

また室内でのモンステラ栽培は光と温度、風が重要なので、以下のような機器の設置もおすすめします。

モンステラを室内で越冬させるのにおすすめの暖房器具

室内観葉植物(斑入りモンステラなど)におすすめの植物用ライト