ここではモンステラにカイガラムシがついたときの駆除方法と予防方法についてまとめています。早めにおさえないと被害がどんどん広がっていきます。
斑入り職人
できれば以下の順で対応するのがおすすめです。さらにくわしくは下の本文を見てね。
・農薬をできるだけ使いたくない人は虫が発生したら手でふきとるなどの物理的防除を行う。
・農薬で殺虫を行う(周囲への影響が少ないマシン油や脱皮阻害剤から使うのがおすすめ)。
モンステラのカイガラムシ予防防除
カイガラムシが発生してからだと対応が大変なので、発生しないよう事前に殺虫剤を使うのが一番おすすめです。なかでも粒状のオルトランが一番使い勝手がいいですよ。
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よく使うなら袋で買って百均のボトルに入れておくと便利です。オルトランのボトルはフタがくっついているため再度粒材をいれるのは大変なんです。
あと室内で虫が発生しずらい環境を整えるのも大事です。しっかりサーキュレーターを設置して風通しのいい環境をつくりましょう。私が使用しているサーキュレーターの種類などについては以下の記事でまとめています。
⇒サーキュレーターは室内でモンステラを元気に栽培するのに役立つよ!
カイガラムシを物理的に駆除するやり方
カイガラムシは種類にもよりますがティッシュなどでふくことによりあるていど取り除くこともできます。
ただししっかり植物についたものは以下の写真のようにかたい物でこすらないと落ちません。
またマシン油などを使いつつみこんで窒息死させるのもいい方法です。ですが夏場は植物へのダメージも出ますのでおすすめできません。
化学農薬でカイガラムシを殺虫する
カイガラムシが目に見えて増えてきた時は化学農薬を使ったほうがいいです。無理に物理的に防除しようとしても限界があります。
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あるていど鉢の数があるのであればスミチオン乳剤などの小ボトルを買っておくほうが経済的です。
しっかり殺虫してしまわないとどんどん増えていきますよ。農薬を散布するときは目に見える部分だけでなく全体にかけましょう!
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室内で増えやすいカイガラムシ
ここからはいつのまにか増えていたカイガラムシの写真をアップしています。虫を見たくないって方は引き返してね。
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葉の裏でよくカイガラムシは増えやすいです。表側でみかけたら裏をめくって確認することをおすすめします。
また下からカイガラムシが上がってきた場合は茎の部分にもかなりつきます。
また展開中の葉などスキマがあるところに入り込んで増えたりもします。手で除去しずらいのでやっかいです。
あとカイガラムシが増える時はいろんな虫も増えやすいです。以下の写真はカイガラムシの一種かわかりませんが、いろんな虫が増える環境となっているので注意が必要です。しっかり環境を整えましょう。
天敵効果? 外ではあまり増えないカイガラムシ
外でもカイガラムシは増えますが、いまのところ室内ほど大量に増えたりはしていません。
増えても天敵も増えるためにあるていど経過するとほぼ無くなってたりします。ただし増えすぎているようであればしっかりと農薬の散布が必要ですね。
それではカイガラムシの増殖をおさえてキレイなモンステラを育てましょう!