モンステラ デリシオーサ ミントの育て方とミント斑の説明

デリシオーサのミント写真

高価なモンステラといえばデリシオーサのミント(Monstera deliciosa mint variegata)です。高くてなかなか買えなかったけど、いつまでもながめているだけでは嫌なり思い切って購入してみました。

ネットで販売されているミントは小さな枝でも数万円。しっかり芽と根が出ている苗だと5万円から。そしてキレイに大きく成長した個体だと100万円を超えることもありますね。

メルカリで販売されているデリシオーサのミント

斑入り職人

トップクラスに高級な観葉植物です。

ここではそもそも高価なミント斑ってどういうのってことから購入したデリシオーサ ミントの育て方までまとめています。

モンステラのミント斑とは?

モンステラのミント斑とは以下の写真のように背景が白く、細かく緑色が入ったものが本来はミントと呼ばれていたそうです、

デリシオーサのミント葉っぱ写真7

しかし最近は白斑背景に細かな緑ではなく、黄斑や黄緑斑が細かく入っていたりするものもミントと呼ばれていることがあります。

極斑の緑斑デリシオーサ写真2

黄斑のデリシオーサ写真

いろいろ人によって定義がことなるのでしっかりと決まってほしいですね。

ミント斑が高い理由

ちなみにモンステラのミントはかなり値段が高いです。その理由としては以下のとおりです。

ミントが高い理由・強光で葉焼けしやすいので栽培環境を整備する必要性がある。
・葉緑素が少ないので成長が遅い。
・キレイに育てるのが難しい。
・子株が同じようにミントになるとは限らないため希少性が高い。

最近はミント斑のホワイトモンスターが人気ありますが、めちゃくちゃ斑があばれるようです。

斑入り職人

高い値段なのに緑斑になりやすいなんてリスクが高すぎます。

デリシオーサ ミントの育て方

デリシオーサのミント写真3

デリシオーサのミントを育てるなら外に温室などの栽培設備を持っていないなら葉焼けを防ぐために室内で育てる必要性があります。

斑入り職人

そこで必ずそろえたいのは以下の2つ
ミント栽培に必要なもの・補光設備
・水はけのいい培地
・サーキュレーター

どうしても室内だと強光は抑えられますが、光量不足で葉っぱが徒長してかっこわるくなってしまうことがあります。それを防ぐために植物育成ライトは設置したいですね。

HASU38と斑入りモンステラの写真

室内観葉植物(斑入りモンステラなど)におすすめの植物用ライト

また成長が遅いと根っこからの水の吸い上げも弱くなります。そうなると根腐れする確率も上ります。だから水はけのいい培地は必須ですね。

コバエが増えにくいベラボンを使った培地写真

斑入りモンステラの培養土は何がいい? ベラボンを混ぜて使うのもおすすめだよ

サーキュレーターは風の流れを作り、濡れたままでカビや病原菌などが増えるのを抑えてくれます。

安いつまみ式サーキュレーターの写真

サーキュレーターは室内でモンステラを元気に栽培するのに役立つよ!

その他に冬場さむくなる部屋では保温設備があると安心です。5度を下回らないような設定ができると安心です。

モンステラを室内で越冬させるのにおすすめの暖房器具

それではデリシオーサのミントを育てていきましょう。今回購入したミントの成熟後の葉っぱは以下のような感じです。白と緑のバランスが美しい。

デリシオーサのミント葉っぱ写真8

デリシオーサのミント葉っぱ写真7

デリシオーサのミント葉っぱ写真6

成熟前の葉っぱは黄緑色です。ミント斑は成熟して緑色が強くなったほうがキレイですね。

デリシオーサのミント葉っぱ写真

デリシオーサのミント葉っぱ写真4

葉裏の色素状態によってさらに色のバリエーションが増えます。

デリシオーサのミント葉っぱ写真5

葉裏を見るとこんな感じ。

デリシオーサのミント葉っぱ写真3

デリシオーサのミント葉っぱ写真2

輸送後すこし安定させるのに時間をおいてから植え替えていきます。ただし注意が必要です。あまり信頼できないところから購入したならすぐに培地を入れ替えた方がいいです。

斑入り職人

培地がよくない、根っこがない、根っこがダメになっているなどのパターンも色々経験してきました。

デリシオーサのミントを抜き取った写真

今回はしっかり発根しており、芽もいい斑入りとわかっているのでよかったです。

デリシオーサのミントを抜き取った写真2

そして植え替えたのがこちら。まずはスリット鉢で成長させていきます。高価なモンステラなので植物育成ライト+サーキュレーター+暖房と最高の状態で育てていきますよ。

デリシオーサのミント写真