一般的な緑斑とは異なる系統の斑入りを探していたときに見つけたのが線状緑斑タイプのデリシオーサ(購入時の名称)。軽く線状にうすい緑斑が入るだけのものと思いきや成長するごとに斑入りの入り方が変化してきました。
斑入り職人
まだまだ変化している最中なのでどういう変化をしているか育てながら紹介していきますね。
線状緑斑デリシオーサの葉っぱ変化
まずは葉っぱの変化から見ていきましょう。初期の葉っぱは以下のような感じでした。このような感じで成長してくのかなと思いましたが想定外の変化をしていくことになります。
次に出てきた葉はあまり変化がみられず、斑なしになってしまったかなとちょっと後悔していました。だけどその後からがおもしろかった! その次にでてきた葉は以下のような感じ。出始めは黄緑色状態でかなり特徴ある雰囲気を出してきました。
葉がかたまり緑色が強くなると緑斑は見えづらくなりましたが葉裏から見た斑が面白い感じになっていました。以下の写真のようにキレイな感じで成長ごとにどんどん変化していっています。
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次に出てきた葉は以下のように最初からかなりインパクトのある見た目。現在はここまでしか成長していませんが、将来が楽しみな一品です。
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線状緑斑デリシオーサを外に出してみた
けっこう成長速度がはやかったので線状緑斑デリシオーサを外に出してみました。古い葉は葉焼けしてしまいましたが新しい葉は強い日光になんとか耐えています。
しかし成長が遅かったので日陰に移しました。そこからの成長がかなり早かったです。
しかし斑は以下のように新葉でないとわかりずらいですね。今後どう育てていくか悩むところです。
かなり大きくなり新しい葉の斑が目立つようになりました。秋には以下のようにしっかりと斑が見えています。
そして越冬後。キレイに斑が残っています。
1株だけではリスクがあるためトップカットして2つに増やしました。元株からの新芽は成長がはやいですね。
トップカットは最初の生育は遅くなるものの順調に生育しています。しかし斑がなくなってきていることが怖い。秋に復活してくれるだろうか?
強い樹勢を持つ線状緑斑デリシオーサ
ちなみにこの株を購入したときは以下のように太い幹から芽だけが出ているような状態でした。
気根のようなものはありましたがすでに枯れている状態。発根せず枯れてしまわないか心配でした。しかしグングン成長を続け、緑色の部分から気根を出し、それを根にしてどんどん成長してきます。
樹勢が強くていつのまにか鉢の下から根を出していたり、現在では鉢の側面にあたり地上部まで根を出してしまうような状態になっています。
幹に栄養があった影響も大きいですが、それ以上にこの個体自体が強いです。弱い品種で困っている方はこういう強い品種を育てると楽でいいですよ。
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ただしどんどん斑が強くなっているので植物育成ライトの下でサーキュレーターを回しながら育てています。
斑入りが強い品種は直射日光をさけて植物育成ライトを利用して育てるのがオススメ。私が使用している斑入りモンステラにおすすめの植物育成ライトについては以下の記事でまとめています。
⇒室内観葉植物(斑入りモンステラなど)におすすめの植物用ライト
また緑斑が好きな方のために、その他におすすめの緑斑モンステラをこれから少しづつまとめておきますね。
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