高額なヒメモンステラ(テトラスペルマ)といえばパラゴン(Raphidophora Tetrasperma Variegata Paragon)ですね。ヨーロッパからの斑入り品種で少し前は百万円を超えることもありました。
斑入り職人
斑の入り方がいろいろあるだけでなく、白斑から黄緑斑など幅広い変異があっておもしろい一品です。
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最近やっと最高と思える黄緑斑のハーフムーン『パラゴン』が手に入ったので紹介していきますね。
『パラゴン』の栽培環境
現在パラゴンは枯らすのが怖いため室内で大事に育てています。夏場は28度以下、冬場は温度は15度以上で調整中。
・温度と風-エアコン+ダイソンホットアンドクール
・培地-ベラボンプレミアム+ゼオライト
・肥料-ハイポネックスストレート液肥+化成(ごく少量)
・鉢と鉢皿-エコフォームズ
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購入時のパラゴン(小苗)
最初に購入した黄緑斑のハーフムーン『パラゴン』は以下のように少し発根しているミズゴケにまかれた小さな苗でした。薄みどり色のハーフムーンで細かな斑がはいっているところがすばらしい!
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すぐに植え替えるのはよくないと話を聞いたのであるていど根が回るのを待ちます。
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一本だけだった根が分岐して増えてきましたが、弱い苗はここから急に培養土の培地に植えかえるとちょっと危険。
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ハーフムーンの新しい芽もでてきました。新しい芽がでてきたということは根もおちついてきたってことかな。もう少し葉が出たら植え替えを考えてもいいかも。
新たに葉が数枚出たので、ベラボンプレミアムを使って水を多めに栽培することにしました。高いけどこういうときに安心して使える一品ですね! ねんのため腐り対策にゼオライトも追加しています。
パラゴン移植後の葉枯れと成長の再開
植え替えた当初はキレイだったのですが、根がまだ環境になれていないのか葉の斑入り部分が少しずつ枯れてしまいます。
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ですがしっかり根が成長し、葉の枯れ込みがなくなってきました。どんどんと葉を出し成長していきます。そしてついに幹の部分が成長して気根がでてきました。
成長したらこの部分でカットしたいため、ベラボンプレミアムでカバーし気根をしっかり根っこに成長させます。テトラスペルマの気根は湿度が保てない場所では保護しないと枯れやすいんですよね。
それから順調にせいちょうしてますが、冬場は温度を整えても光が弱いのか少し葉の伸びがよくないですね。ですがきちんとハーフムーンの形を保ってくれてるのがうれしい。
このままキレイに成長して欲しいな〜。だけど一つだけじゃ怖いのでトップカットして2つに増やしました!
元株のほうからもちゃんと芽が出てきています。
しかし寒さでかなり痛んでしまいました。5度ぐらいを保つのではきびしいですね〜。
あたたかくなりキレイな葉っぱでてきました。ちょっと安心。
しかしながら寒さが来る前に枯れてしまいました。
斑入りテトラスペルマの系統は弱いものが多いですね。おすすめできるのは『オスカーミント』ぐらいです。それでも寒さにはよわいですが。。。
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