テトラスペルマ『パラゴン』はいろんな斑入りがあって楽しい!

テトラスペルマ『パラゴン』のトップ画像

高額なヒメモンステラ(テトラスペルマ)といえばパラゴン(Raphidophora Tetrasperma Variegata Paragon)ですね。ヨーロッパからの斑入り品種で少し前は百万円を超えることもありました。

斑入り職人

2022年終わりぐらいからやっと一桁万円で手に入るようになってきてます。

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斑の入り方がいろいろあるだけでなく、白斑から黄緑斑など幅広い変異があっておもしろい一品です。

テトラスペルマ『パラゴン』の葉っぱ紹介 画像

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同じ品種なの?って思うぐらい幅があります。

最近やっと最高と思える黄緑斑のハーフムーン『パラゴン』が手に入ったので紹介していきますね。

『パラゴン』の栽培環境

現在パラゴンは枯らすのが怖いため室内で大事に育てています。夏場は28度以下、冬場は温度は15度以上で調整中。

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あたたかくなり室外に出すようになったら遮光用具と水やり装置も考えないといけませんね。

購入時のパラゴン(小苗)

購入したテトラスペルマ『パラゴン』の写真

最初に購入した黄緑斑のハーフムーン『パラゴン』は以下のように少し発根しているミズゴケにまかれた小さな苗でした。薄みどり色のハーフムーンで細かな斑がはいっているところがすばらしい!

購入したテトラスペルマ『パラゴン』の写真3

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ちゃんと出どころがわかる苗でしたよ。

購入したテトラスペルマ『パラゴン』の写真2

すぐに植え替えるのはよくないと話を聞いたのであるていど根が回るのを待ちます。

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 高い苗だったので枯らすわけにはいかない!

一本だけだった根が分岐して増えてきましたが、弱い苗はここから急に培養土の培地に植えかえるとちょっと危険。

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水耕栽培から土壌栽培にかえるにはもうワンステップほしい。

ハーフムーンの新しい芽もでてきました。新しい芽がでてきたということは根もおちついてきたってことかな。もう少し葉が出たら植え替えを考えてもいいかも。

新芽が出てきたテトラスペルマ『パラゴン』の写真

新芽が出てきたテトラスペルマ『パラゴン』の写真2

新芽が展開してきたテトラスペルマ『パラゴン』の写真

新たに葉が数枚出たので、ベラボンプレミアムを使って水を多めに栽培することにしました。高いけどこういうときに安心して使える一品ですね!  ねんのため腐り対策にゼオライトも追加しています。

植え替えたテトラスペルマ『パラゴン』の写真

パラゴン移植後の葉枯れと成長の再開

植え替えたテトラスペルマ『パラゴン』の写真2

植え替えた当初はキレイだったのですが、根がまだ環境になれていないのか葉の斑入り部分が少しずつ枯れてしまいます。

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地下部分が安定するまではしかたないよね。

ですがしっかり根が成長し、葉の枯れ込みがなくなってきました。どんどんと葉を出し成長していきます。そしてついに幹の部分が成長して気根がでてきました。

気根が出てきたテトラスペルマ『パラゴン』の写真2

気根が出てきたテトラスペルマ『パラゴン』の写真

成長したらこの部分でカットしたいため、ベラボンプレミアムでカバーし気根をしっかり根っこに成長させます。テトラスペルマの気根は湿度が保てない場所では保護しないと枯れやすいんですよね。

気根を保護したテトラスペルマ『パラゴン』の写真

それから順調にせいちょうしてますが、冬場は温度を整えても光が弱いのか少し葉の伸びがよくないですね。ですがきちんとハーフムーンの形を保ってくれてるのがうれしい。

成長しているテトラスペルマ『パラゴン』の写真

このままキレイに成長して欲しいな〜。だけど一つだけじゃ怖いのでトップカットして2つに増やしました!

トップカット後のパラゴンの写真

元株のほうからもちゃんと芽が出てきています。

新芽が出てきた元株のパラゴン写真

しかし寒さでかなり痛んでしまいました。5度ぐらいを保つのではきびしいですね〜。

寒さで痛んだパラゴン写真

あたたかくなりキレイな葉っぱでてきました。ちょっと安心。

暑くなり復活してきたパラゴンの写真

しかしながら寒さが来る前に枯れてしまいました。

枯れてしまったパラゴンの写真

斑入りテトラスペルマの系統は弱いものが多いですね。おすすめできるのは『オスカーミント』ぐらいです。それでも寒さにはよわいですが。。。

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モンステラの分類や種類・品種については以下の記事でまとめています。