トリカラー白斑のモンステラはフルムーンへの変化に注意!

フルムーンになってしまったトリカラー白斑のボルシギアナ写真

ちょっと斑の範囲が大きくて心配でしたが白斑トリカラータイプ(トリコロール-tricolor)のモンステラ ボルシギアナを購入してみました。

ハーフムーンのモンステラボルシギアナ写真3

トリカラー白斑のボルシギアナアップ写真

斑入り職人

ちなみに トリカラータイプには黄斑タイプもあるよ!

育ててみた感想としては大きな斑入りでキレイなものの葉が枯れやすく、フルムーンになり枯れてしまう可能性があるのが怖い品種でした。

斑入り職人

葉緑素が完全になくなったフルムーンはカットして作り直さないと枯れてしまうだけです。

とりあえず何もわからず購入をまよっている方のために、どういう感じの品種か簡単にまとめておきますね。

『トリカラー白斑のモンステラ』の栽培環境

トリカラー白斑のモンステラは葉焼けしやすいため室内で育てています。最近は温度調整もなしです。

斑入り職人

かなり葉焼けがひどく、フルムーンになるリスクが高めの品種なので初心者にはおすすめできません。

トリカラーボルシギアナは葉枯れしやすい

トリカラータイプの強い斑が入ったボルシギアナはかなり葉が枯れやすいです。

白斑が枯れ始めたトリカラー白斑のボルシギアナ写真

斑入り職人

どうしても大きい斑は枯れやすい傾向にあります。『ホワイトタイガー』の写真を見るとわかりやすいです。

白斑が枯れてきたホワイトタイガーの写真2

最初はキレイな感じでも根がしっかり張っていなかったり、植え替えた後などは特に葉っぱがダメになりがち。その辺のリスクがあることを理解してから購入しましょう。葉が枯れるのが嫌な方は枯れにくい緑斑系や細かな黄斑入りボルシギアナがおすすめ。

斑入り職人

また大きな斑は直射日光には弱いです。室内で植物育成ライトやサーキュレーターを利用して栽培することをおすすめします。

私が使用しているモンステラにおすすめの植物育成ライトについては以下の記事でまとめています。

室内観葉植物(斑入りモンステラなど)におすすめの植物育成ライト

トリカラーの大きな斑入り株はフルムーンになりやすい。

どうしても大きな斑が入っている株はフルムーンになって枯れてしまう可能性があります。

フルムーンになってしまったトリカラー白斑のボルシギアナ写真

斑入り職人

斑が消えてフルムーンになるのが斑入り栽培の怖いポイント。

以下の写真はフルムーンが一つ出てきた状態です。まだ茎の部分に少し緑色があるので次の葉で回復してくれる可能性はありますが危険な状態です。

フルムーンになってしまったトリカラー白斑のボルシギアナ茎写真

斑入り職人

完全に緑色が消えると回復は絶望的です。

もし緑色が消えた場合は緑色がある部分までカットしていい芽が出てくることを期待するしかありません。

斑入り職人

そういう場合は増殖をかねていくつかの枝にカットしてしまいましょう。増やし方については以下の記事で書いています。

また斑入りモンステラをカットして増やすときは水挿しでは発根が難しいので、ベラポンなどヤシガラ系素材を使うことをオススメします。

この系統はあまりよくないと感じ、ダメ元で外で栽培することにしました。そしたら再度フルムーンになってしまいました。

そして幹にも強い斑が入るため日光に弱く、幹から枯れてきました。困ったなぁ。

強光で幹まで枯れ、フルームーンでダメになりやすくあつかいずらい系統なので栽培をやめることにしました。

斑入り職人

モンステラの分類や種類・品種については以下の記事でまとめています。